トッピクス
TOPICS猫背矯正ベルトは効きますか?|外した瞬間に戻ってしまう理由
この記事の結論
猫背矯正ベルトを使うのが悪いとは言いません。ただ、ベルトを使わなくても猫背を治したいのであれば、矯正ベルトでは良くなりません。ベルトをしている間の姿勢は、自分の力で作っているのではなく、無理やりその姿勢にさせられているだけだからです。猫背を治すには、足が重要です。
猫背が気になって、矯正ベルトを買ってみた。あるいは、買おうか迷っている。そんな方も多いと思います。
つけている間は背すじが伸びて、肩も開いて、たしかに姿勢が良く見えます。
では、猫背矯正ベルトで猫背は治るのか。ここからは、私の現場での経験からお伝えします。
ベルトを外した瞬間に、元に戻ってしまいます
猫背矯正ベルトを使うのが悪いとは言いません。
ただ、ゴールが「ベルトを使わなくても猫背を治したい」なのであれば、矯正ベルトでは絶対に良くならないです。絶対です。
ベルトを使っている時は、姿勢が良くても、外した瞬間に元に戻ってしまいます。
自分の力で作った姿勢ではないからです
なぜ戻るのか。
それは、ベルトをしている時の姿勢は、自分の力でその姿勢を作っているのではなく、無理やりその姿勢にさせられているからです。
猫背を治すには、足が重要です
もうひとつ、ベルトには大きなずれがあります。
矯正ベルトは肩甲骨のまわりにつけて、無理やり肩甲骨を開かせています。でも、私がよく言うように、猫背を治すには足が重要です。
足でしっかり立てないと、骨盤が安定しない。骨盤が安定しないと、背骨がいい位置にならない。
猫背は肩や背中だけの問題ではなく、土台の足から順番につながっています。この話は足が姿勢に関係あるって本当?でも詳しく書いています。
骨盤の安定とは、下腹(丹田)にすっと力が入ることです
もっと細かく言うと、骨盤の安定とは、おへその下の「下腹」、昔から「丹田(たんでん)」と呼ばれているところに、すっと力が入るということです。
下腹に力を入れられると、骨盤の真ん中にある仙骨(せんこつ)から、背骨をコントロールできるからです。
肩甲骨を外から引っぱって開かせるのではなく、足で立ち、骨盤が安定し、そこから背骨が自然にいい位置に来る。この順番が、自分の力で作る姿勢です。
最後に
矯正ベルトは、つけている間だけ姿勢を良く見せたい、という目的なら役に立つ場面もあると思います。
ただ、ベルトがなくても姿勢が良い状態でいたいのであれば、外から形を作るのではなく、自分の力でその姿勢を作れる体にしていく必要があります。
頑張って胸を張らなくても、意識しなくても、すっときれいに立てる。目指したいのは、そういう姿勢です。
猫背が何度も戻ってしまう理由はなぜ猫背は戻ってしまうのかにも書いています。あわせて読んでみてください。